•  「気泡体」と呼ばれる浮袋の見た目が烏帽子(えぼし)に似ており、カツオが到来する時期に海流に乗ってやってくるということからこの名が付けられました。恐らく、我々の身近にいるクラゲの中では最も毒性の強い種類になります。「電気クラゲ」と言う方が馴染み深いかもしれません。これは彼らに刺された時の痛みを電気の衝撃に例えた、なんとも恐ろしい別名です。  よく勘違いされがちなのですが、このカツオノエボシは「個体... 続きを読む
  •  無数にある髪の毛のような触手をなびかせて泳ぐことから、この名が付きました。また、カミクラゲの出現時期が立春頃からであるため、「春の訪れを告げるクラゲ」とも呼ばれています。触手の根元にある赤い眼点や、コイルのような形状の生殖腺など、その姿はクラゲの中でも群を抜いて神秘的。毎年この時期になるとこのカミクラゲを展示し始める水族館も多く見受けられます。  しかしこのカミクラゲ、謎の多いクラゲとしても有名... 続きを読む
  •  その名の通り、触手が枝分かれになっているのが特徴のクラゲです。普段は泳がず、もっぱら海藻などにくっついていることが多いですが、時折泳ぐ姿も確認することができます。その泳ぎ方もまた非常に個性的で、ポンポンとバウンドするように泳ぎます。非常に可愛くて個人的にも好きなクラゲ。ただサイズが小さすぎるというのが難点でしょうか。よく見ないと見つけることが出来ません。  そんな彼らですが、水槽内に勝手に発生す... 続きを読む
  •  蝶のように羽ばたきながら泳ぐ姿からこの名前が付けられました。有櫛動物はその見た目や泳ぎ方が多種多様なため、見ていて全く飽きませんね。  彼ら有櫛動物はミズクラゲやアカクラゲなどが属する刺胞動物と違い、雌雄同体です。つまり、一個体だけで繁殖することができます。おまけにポリプ世代がないため、生涯浮遊生活。餌に関しては、同じ有櫛動物門の中でもウリクラゲなどの属する無触手綱のクラゲはクラゲ食のため、餌の... 続きを読む
  •  口柄支持柄の部分が傘中央から垂れ下がっており、その姿形が雨の日などに使われる「傘」にそっくりなためこの名が付けられました。口柄先端が緑色でとても綺麗。個人的にも好きなクラゲのひとつです。  ヒドロ虫綱の中でも花クラゲ目、軟クラゲ目、淡水クラゲ目はポリプ世代とクラゲ世代を繰り返す「世代交代」を行ないます。しかし、この硬クラゲ目に属するクラゲの仲間や剛クラゲ目に関してはポリプ世代を持たずクラゲ世代の... 続きを読む
  •  世界中の海に生息するクシクラゲの代表種ともいえるクラゲです。その名の通り、瓜(うり)のような姿形をしています。体には8本の櫛板(くしいた)があり、そこにある無数の繊毛を細かく動かして移動しています。この櫛板が光って見えるのは彼らが発光しているわけではなく、ただ単に繊毛が光を反射しているだけです。  クラゲは大きく、「毒(刺胞)を持つ刺胞動物」と、「刺胞は無いけれど櫛板を持っている有櫛動物」の二つ... 続きを読む
  •  名前の通り、帯のような容姿をしているかなり特徴的なクラゲです。テレビなどで目にした方もいらっしゃるかもしれません。彼らはミズクラゲなどが属する「刺胞動物」の仲間ではなく、「有櫛動物」というくくりの仲間になります。そのため、毒はもちません。体長は約40cm程としましたが、最高で長さ1.5mに達することもあるとかないとか。ただそれでも有櫛動物の中では最大(長?)級の種類です。ちなみに英名は「Venus's girdle(... 続きを読む
  •  クシクラゲ類の代表種とも言えるクラゲです。袖状突起が開いた時の姿形が兜(かぶと)に似ていることから、この名が付けられました。彼らはミズクラゲなどが属する「刺胞動物(しほうどうぶつ)」ではないので、刺胞(毒張針と糸の詰まった袋)は持っていません。つまりクラゲという名前こそ付いていますが毒は持たないのです。なのでもちろん人間に対しては全くの無害。触っても大丈夫です。  「刺胞動物」に属さないこのクラ... 続きを読む
  •  2008年ノーベル化学賞を受賞した下村博士研が研究材料として用いたクラゲとして一躍有名になりましたね。オワンクラゲは刺激を感じ取ると青白い光を発します。これは彼らが緑色蛍光タンパク質(GFP)や発光タンパク質(イクオリン)を持っているからであり、それをいち早く発見・開発した人物こそ下村博士なんですね。  この緑色蛍光タンパク質であるGFPは後に、医療の現場で活躍することとなりました。異常な細胞や病原体に印... 続きを読む
  •  このクラゲの下によくカツオが群がることから、「カツオノカンムリ」という名が付けられました。彼らは他のクラゲとは違い、自力で移動することは不可能です。その代わり、キチン質でできた帆を水面に出し、風の力を利用して移動しています。ちなみに、このような「風力を使った移動手段」をもつものは彼らだけではありません。同じギンカクラゲ科の「ギンカクラゲ」は円盤型の浮きを使い、カツオノエボシ科のカツオノエボシは、... 続きを読む

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