ウリクラゲの生態・学名・分布・時期

 世界中の海に生息するクシクラゲの代表種ともいえるクラゲです。その名の通り、瓜(うり)のような姿形をしています。体には8本の櫛板(くしいた)があり、そこにある無数の繊毛を細かく動かして移動しています。この櫛板が光って見えるのは彼らが発光しているわけではなく、ただ単に繊毛が光を反射しているだけです。
 クラゲは大きく、「毒(刺胞)を持つ刺胞動物」と、「刺胞は無いけれど櫛板を持っている有櫛動物」の二つに分けることが出来ます。そしてさらにこの有櫛動物は、触手を持つ「有触手綱」と、触手を持たない「無触手綱」に分かれます。
 有触手綱のクシクラゲの代表種にはカブトクラゲチョウクラゲなどが挙げられます。彼らはその触手にある膠胞(こうぼう)と呼ばれる粘着性の細胞で獲物となるプランクトンなどを捕食しています。一方の無触手綱には触手がありません。では一体何をどうやって食べているのでしょうか...。実は彼ら、他のクシクラゲ類を丸呑みにするクラゲ食のクラゲなのです。有触手綱のクラゲ同様水族館では定番の人気種「ウリクラゲ」。しかし彼ら、その餌となるクシクラゲ類の確保が難しいことなどから長期飼育はやや困難だと言われています。



有櫛動物門/無触手綱/ウリクラゲ目/ウリクラゲ科



●ウリクラゲとは


【学名】

Beroe cucumis

【分布】

関東以南

【時期】

夏~秋

【体長】

約10cm

【飼育水温】

15~25℃


▼以下関連商品
【Amazonで比較する】
【Yahoo!ショッピングで比較する】


▼関連記事
【クラゲ豆知識②】刺さないクラゲと刺すクラゲ



スポンサーリンク

関連記事

リニューアルサイトOPEN



リニューアルサイト注目記事
112

Sweets of the world

世界中のスイーツが大集合!歴史や味、通販等、お菓子の情報が目白押し。
Sweets of the world

SFホラー映画・関連グッズ

おすすめのSF・ホラー映画情報満載!その他、関連するホラーグッズも多数掲載中。
ホラーチャンネルロゴ(バックなし)

プロフィール

Mr.CASSIO

Author:Mr.CASSIO
「どこよりも美しいクラゲ」を、自信をもってお送りさせて頂きます。
「家でクラゲを飼育してみたい!」という方、どうぞお気軽にご相談下さい。



※当サイトでは、「楽天APS」および「Amazon.co.jpアソシエイト」を使用しています。

↓YouTubeにて動画配信中↓

ロゴ(白バック用)