オワンクラゲの生態・学名・分布・時期

 2008年ノーベル化学賞を受賞した下村博士研が研究材料として用いたクラゲとして一躍有名になりましたね。オワンクラゲは刺激を感じ取ると青白い光を発します。これは彼らが緑色蛍光タンパク質(GFP)発光タンパク質(イクオリン)を持っているからであり、それをいち早く発見・開発した人物こそ下村博士なんですね。
 この緑色蛍光タンパク質であるGFPは後に、医療の現場で活躍することとなりました。異常な細胞や病原体に印を付け、その増殖の過程などを目視で追跡することが出来る、まさに「魔法のマーカー」となったのです。おまけにこのGFP、生物に対し害は無いとされています。そのため実験中も、実験対象となった動物を殺したり解剖したりせずに済んだそうですよ。ただ、そもそもなぜこのオワンクラゲは発光する必要があったのでしょうか?実は、その理由はまだよくわかっていないのです。
 ちなみに、オワンクラゲはクラゲ食のクラゲです。普段口は閉じていますが、獲物となるクラゲを捕食する時は胃の部分を全て開き、丸呑みにしてしまいます。



ヒドロ虫綱/軟クラゲ目/オワンクラゲ科



●オワンクラゲとは


【学名】

Aequorea coerulescens

【分布】

日本各地

【時期】

春~夏

【傘径】

約15cm

【飼育水温】

10~20℃


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