【ファインディング・ドリー公開記念!】自宅でニモやドリーを飼育しよう!最新の飼育水槽セット紹介。映画で一躍有名になった魚たちも登場。

 本日、2016年7月16日(土)より公開となる「ファインディング・ニモ」の続編、「ファインディング・ドリー」。この映画の公開によりアクア業界もかなり盛んになっています。そう、ニモやドリーを自宅で飼育できるセットが続々販売されているのです。そこで今回は、最新の「ニモ&ドリー水槽」たちをご紹介していきたいと思います。
 以前には別のカクレクマノミ飼育水槽セット紹介もしており、そちらではカクレクマノミの飼育方法や水槽セットの立ち上げ方法なども記していますので、よろしければご参考に。↓

【カクレクマノミを自宅で飼ってみよう!】映画ファインディング・ニモで一躍有名となったカクレクマノミの飼い方を徹底解説!餌や病気、生態、混泳などについての説明から、おすすめの水槽セット紹介まで。

ニモ⑧


↓YouTubeにて動画配信中!
https://www.youtube.com/channel/UCKS0lnQsExI0XMgGgrJFGSw

ロゴ(白バック用)




<目次>

●海水水槽セット(生体付き)
●海水水槽セット(生体抜き)
●ニモ&ドリーなど、生体のみのお得なセット!
●映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった魚たち
●ニモ・ドリーグッズの紹介ページ


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●海水水槽セット(生体付き)


【始めからニモ&ドリーが付いてくる水槽セット】

 以下の商品は生体込の「水槽セット」になります。映画公開でカクレクマノミ(ニモ)やナンヨウハギ(ドリー)の品薄が懸念されるため、あらかじめ生体がセットになっている商品はかなりおすすめです。

◆海水魚飼育水槽セット(スターターセット)

<セット内容>
  • カクレクマノミ(ブリード×2匹)
  • ナンヨウハギ(バリ島×1匹)
  • 海洋性カノコ貝(コケ取り貝)Sサイズ(6匹)
  • ナンヨウハギの好物 ウミブドウ(50g)
  • 水槽、照明、ヒーター、濾過フィルター、底床、ライブロック(3kg)
  • 人工海水の素、比重計、餌




◆海水魚飼育水槽セット

<セット内容>※人工海水の素、比重計、餌は含まれていません。
  • カクレクマノミ(ブリード×2匹)
  • ナンヨウハギ(バリ島×1匹)
  • 海洋性カノコ貝(コケ取り貝)Sサイズ(6匹)
  • ナンヨウハギの好物 ウミブドウ(50g)
  • 水槽、照明、ヒーター、濾過フィルター、底床、ライブロック(3kg)




◆カクレクマノミスターターセット

<セット内容>※生体はカクレクマノミのみです。
  • カクレクマノミ(ブリード×3匹)
  • 水槽、バックスクリーン、濾過フィルター(エーハイム)
  • 照明、ヒーター、底床
  • 人工海水の素、比重計、ライブロック、調整剤/バクテリア、餌



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●海水水槽セット(生体抜き)


【あとはお好きな生体を入れるだけ!必要機材の揃ったおすすめ商品】

 「自分の好きな魚を好きなだけ入れたい!」と考えられている方はコチラの商品達がおすすめです。生体以外の必要機材がほとんどセットになっているため、個々で揃えるよりもはるかにお安くなります。

◆クーラー付き海水飼育セット

<セット内容>
  • 水槽、濾過フィルター、照明、ヒーター、底床
  • 人工海水の素、比重計、調整剤/バクテリア、餌
  • クーラー(20~30℃まで変更可)




◆カクレクマノミスターターセット

<セット内容>※カクレクマノミはセットに含まれません。
  • 水槽、濾過フィルター、照明、ヒーター、底床、バックスクリーン
  • 人工海水の素、比重計、調整剤/バクテリア、餌




◆海水魚飼育スタートセット

<セット内容>
  • 水槽、濾過フィルター、照明、ヒーター、底床
  • 人工海水の素、比重計、調整剤/バクテリア、餌




◆レッドシーマックス 海水用水槽セット

 これ一つで全て可能に。値段相当の価値がある「オーバーフロー水槽」




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●ニモ&ドリーなど、生体のみのお得なセット!


【自宅でニモやドリーと暮らそう】

 映画中に登場していた魚たちがお得なセットになりました!現在大人気のため、在庫切れになってしまう恐れもあります。購入はお早めに。

カクレクマノミ(ブリード×2匹)とサンゴイソギンチャクのセット

 ニモと言えばイソギンチャク!映画のようなワンシーンを再現できるセットです。ちなみにこちらの「サンゴイソギンチャク」他のイソギンチャクに比べ、さほど強い光を必要としないため、かなり飼育しやすいです。




◆ナンヨウハギ(1匹)とカクレクマノミ(ブリード×3匹)の仲良しセット

 ニモとドリーがセットになった、まさに「ファインディング・ドリー」そのまんまのセットになっています。




◆ナンヨウハギ(1匹)とカクレクマノミ(ワイルド×3匹)の仲良しセット

 上記の商品とは違い、ワイルドのカクレクマノミが3匹セットになりました。ワイルドとブリードの違いについては、以前に書いた記事を参考にし下さい。
 「カクレクマノミを自宅で飼ってみよう(記事はコチラから)




◆ナンヨウハギ(1匹)とカクレクマノミ(ワイルド×3匹)とサンゴイソギンチャクのセット

 気分はまさに「ファインディング・ドリー」!?




◆カクレクマノミ(ブリード×2匹)とナンヨウハギ(1匹)とツノダシ(1匹)のセット

 ニモ&ドリーに加え、「ファインディング・ニモ」で一躍人気となったツノダシの「ギル」がセットになりました!




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●映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった魚たち


【人気急上昇中!購入はお早めに】

 映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった魚たちを一挙公開。是非自宅の水槽で映画さながらの光景を作ってみませんか?

◆ニモと言えばカクレクマノミ!

 「ファインディング・ニモ」と言えばなんといってもカクレクマノミです。現在ブリードものやペアのもの、ワイルドの個体など様々なものが販売されています。
 もし繁殖を目指したいのであれば、最初から「ペア」になっているものをおすすめします。そうすれば、自宅水槽内でクマノミがペアになるのを待たなくて済みます。



↓カクレクマノミ(ワイルドペア)+1匹のファミリーセット



↓カクレクマノミ(ワイルド)ペア




◆「ファインディング・ドリー」の主役!ナンヨウハギ

 そして忘れてはならないのが、本日より公開の「ファインディング・ドリー」の主役であるドリー(ナンヨウハギ)です。こちらも現在品薄になってきているため、お早めに。



↓物忘れの激しいキャラクター「ドリー」。水槽内を鮮やかに飾ってくれます。




◆前作で名脇役だった「ギル」ことツノダシ

 前作でニモを色々と手助けしてくれた、見かけによらず優しかった「ギル」。彼なくして「ファインディング・ニモ」は語れません。




◆水槽内の泡が大好きだったキイロハギの「バブルス」

 鮮やかな黄色が特徴的です。水槽に1匹入っているだけでぐんと鮮やかになります。




◆小型ながらも大きな存在感。ヨスジリュウキュウスズメダイ

 こちらも「ギル」「バブルス」と一緒の水槽に入っていたキャラクターの「デブ」。体は小さいながらもその綺麗な縞々模様は非常にインパクトがありますね。作中では、ガラスに移った自分の姿を「双子の妹(フロー)」だと思い込んでいました。




◆クリーナーシュリンプの代表格「スカンクシュリンプ」

 海から連れてこられたニモの体を綺麗に掃除してくれたエビ「ジャック」です。実はこれ映画の演出という訳ではなく、本当に魚の体表を掃除してくれるエビなのです。主に大型魚の体表などについた寄生虫を掃除してくれる、いわゆる「クリーナーシュリンプ」です。




◆派手な色彩が印象的「ロイヤル グラマ」

 こちらも同じく歯科医の水槽にいた魚。名前は「ガーグル」だったと思います。かなりの潔癖症でした。ど派手なパープルカラーが印象的。



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 いかがでしたでしょうか?「ファインディング・ドリー」を見に劇場へ走るのもいいですが、自宅の水槽でゆっくりと「ファインディング・ニモ&ドリー」を楽しむのもまた良くはないですか?(私はもちろん映画も見に行きますが笑)。
 今作は舞台が「水族館」へ移り変わったということで、今後水族館人気も上昇していくものと思われます。せっかくですから、日本中の水族館情報も今後記載していくつもりです。お楽しみに。それではまた、カシオでした。

↓続編を見に行くのならば是非、前作「ファインディング・ニモ」もチェック!




↓ニモとドリーのグッズ紹介はこちらのサイトで詳しく説明していました!

おもちゃ・ぬいぐるみ ・スマホケース ・フィギュアなど通販商品紹介|公開予定日・あらすじ・最新動画も発表!


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【お知らせ!】カクレクマノミ(沖縄産ワイルドペア)の卵が無事孵化するも、翌朝には...。考察や今後の計画について

 6月29日に産み付けられたカクレクマノミ(沖縄産ワイルド)の卵。一週間後の7月6日夜、無事に孵化致しました!一回目の産卵に比べて卵の量も多かったため、かなりの数が現在泳いでいます。ただし元気すぎる稚魚を吸い取ることが出来ず、結局親の方を別水槽に移動させました...(そのままだと食べられるので)。
 ...が、翌朝ほぼ全滅。夜には完全にゼロになってしまいました...。心当たりのある点がいくつか。今回は、失敗した原因の考察や今後の計画についてお話しします。


動画が大きすぎる方はコチラからどうぞ




●考察


【失敗した原因は何?水流?酸欠?】

 前回は卵自体が腐敗してしまい失敗したため、今回は親と一緒のままにし、世話を全てまかせてみました。おかげで全て孵化したものの、翌日の夜には全滅してしまいました。そこで、今回失敗した原因と考えられるものを以下にまとめてみました。

◆水流が強すぎた。

 吸水口をうまくかわしていたため、調子にのってフィルターを付けたままにしていました。確かに吸い込まれて死んだ個体はほぼいませんでしたが、この水流自体が強すぎた?

◆親を引き離す際ネットを使って追いかけまわしたため、稚魚にもストレスが?

 稚魚を吸い出して別水槽に移すよりも親を別水槽に移した方が負担がかからないと思い試してみましたが...結果、親は逃げ回り一緒に稚魚もグルグルしてしまいました。

◆外部式フィルターを使ったため酸欠に?

 そもそもこの外部式フィルターは元々水草育成用に作られた物であり、空気と接することのない造りをしています。そのため、水面が波立たなければ水中に酸素が溶け込む事はありません。今回、念のため水流を「弱」としていましたが...結果それが酸欠に繋がってしまったのかもしれません。

カクレ水槽立ち上げ⑰

 また動画中にも紹介した「メタキューブ」ですが、あれに稚魚を移すことで水流自体はかなり軽減されました。しかし、こちらに移した稚魚も外の稚魚同様に全滅してしまったため、なんとも言えません。この「メタキューブ」に移したところで、事前に稚魚は親を追いかけ回したストレスを味わっていますし、そもそも「酸欠」が原因であれば、どのみち死んでしまっていたでしょう。この「メタキューブ」は、今後別の機会でも試してみたいと思います。

↓メタキューブ本体・交換パーツ



↓専用メッシュリング(5mm)

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●今後の計画


【次回は過保護に!基本に戻りつつ...挑戦も】

 今回は割と大胆に行ってしまいました...。というのも、どうも個人的には気がかりなことがあるのです。自然界ではもちろん波が常に存在している訳ですが...様々なクマノミの繁殖例を調べても、そのほとんどに「稚魚を飼育する時には、水流を極力なくす」とあるのです。「何故に海で暮らす生物が波に弱い!?」...と思ったわけです(笑)。
 確かに海に存在する「波」と、水槽の作り出す「水流」は根本的に違いますが、にしても何故そこまで…という訳で、一度自分で経験してみようと思い、結果こうなりました。

 さて、今回の失敗を生かし、次回はこのような流れで孵化させていこうと思います↓

◆孵化当日までは親に世話をしてもらう。

 前回は稚魚が泳ぎ回っている中親を追いかけまわしたため、今回は孵化当日(照明を消す直前)に、あらかじめ用意しておいた別水槽に親を移します。

◆今回も稚魚は移さない。

 なるべく稚魚に負担をかけないよう、今回も稚魚は産まれた水槽から移動はさせません。

◆外部式フィルターは止め、ウッドストーンを用いてエアレーションを。

 水流が強すぎて死亡してしまった可能性も高いため、今回は孵化直前から「ウッドストーン」を用い、弱くエアレーションをかけておきます(通常のエアーストーンに比べ、より細かい泡が出ます)



 
 さて、もうすでに♀のお腹はパンパンになってきているため、次の産卵も近いと思いますが、次こそは何かしらの成果を得たいです。一回目に比べ二回目の方が卵自体は多かったのですが、次回はどうでしょうか。ともかく、丈夫で大きな卵を産ませられるよう、親の栄養管理は万全にいこうと思います。稚魚になってからも課題はたくさんあると思いますが...これからもよろしくお願いします。それでは、カシオでした!




【お知らせ!】カクレクマノミのワイルド個体(沖縄産)、二度目の産卵。

 昨日の夜、我が家のカクレクマノミ(沖縄産ワイルド)が二度目の産卵をしました。前回は実験的に親と卵を分けていましたが、残念ながら失敗してしまいました(一回目の産卵記事はこちらから)

●二度目の産卵は、親個体と一緒に


【二度目の卵は、親に全ての世話を任せてみます】

 そもそも自然界では、卵の世話は全て親がしてくれますので、今回はそれと同じ環境でやってみます。少しでも卵の状態が悪くなると親は卵を食べてしまいますが、そういった卵はどのみち孵化しませんので親に全て委ねます。今回は動画を用意しましたので、下のリンクからどうぞ。
 それではまた、カシオでした。


動画が大きすぎる方はコチラからどうぞ


【お知らせ!】カクレクマノミのワイルド個体(沖縄産)が産卵!孵化予定日は一週間後です。

 我が家のカクレクマノミ(沖縄産ワイルド個体)が産卵をしました!その数約100個です。

カクレクマノミ産卵①
↑産卵したペア(沖縄産ワイルドペア)




●孵化予定日は一週間後!


【孵化するまでに環境を整えてあげましょう】

 こちらが現在の卵の状態です。黒い粒粒が見えていますが...孵化直前になるとこれがほぼ透明になり、くりくりとした目が確認できるようになります。

カクレクマノミ産卵③

カクレクマノミ産卵④

カクレクマノミ産卵⑤
↑左の水槽に親、右の水槽に卵付き素焼き鉢が入っています。

 自然界では、親が卵をヒレであおり新鮮な海水を送ったり、卵の周りを掃除したりしますが、今回私は親と卵を別々にしました(この時親がものすごい噛んできます...)。わざわざ卵と親を別々にした理由は、完全なる私の好奇心です(笑)。果たして本当に親が付きっきりでで世話しないと孵化しないのか...少し申し訳ないような気もしますが、もしこれで無事孵化すればわざわざ親を追いかけ回して稚魚と別水槽に移す必要もなくなります(一緒に入れておくと、親が稚魚を食べてしまいます)。
 現在はなるべく温度を一定に保ちつつ、卵に緩やかな水流が当たるようにしています。孵化直前までには、稚魚が濾過槽に吸い込まれてしまわないように水槽を加工していくつもりです。とにかく今は水質・水温を維持させることが大前提ですね。



【ワイルドのカクレクマノミとは??】

 先ほどから何度も出てきている「ワイルド個体」とはどういうことかと言いますと、言うなれば「人が繁殖させた個体ではなく、自然界から連れてきた個体」ということになります。

◆繁殖個体(ブリーディング個体)

 ワイルド個体に比べ人工飼料(フード)にもすぐ餌付いてくれやすく、人慣れもある程度しているものがほとんどです。

◆天然個体(ワイルド個体)

 人工飼料に中々餌付かず、活餌→冷凍餌→フードなどと、飼育するためには工夫が必要な個体もいます。結局人間に慣れず死んでしまうとうケースもあるようです。


 こうしてみると明らかにブリーディング個体の方が良さそうに思えますが、ワイルド個体も悪いことばかりではありませんよ。まず一つに、「人に慣れさせていく経緯を楽しめる」ということが挙げられます。そして次に、「ワイルド個体のカラーリングや模様は、やはりブリード物の比ではない」ということもよく耳にします。飼育は難しいけれども、それだけの楽しみがあるということですね。
 ちなみに、売られている海水魚のほとんどは「ワイルド個体」になります。これは、海水魚の人工繁殖が極めて難しいためです。

 
 いかがでしたでしょうか?うまくいけば一週間後には可愛らしいカクレクマノミの稚魚がたくさん泳いでるはず...。しかしこのペアは、カシオ宅での出産は初になるため、まだなんとも言いようがありません。卵の状態は親の健康管理に大きく左右されるので、大切に扱ってきたつもりではありますが...。乞うご期待!それでは。

【カクレクマノミを自宅で飼ってみよう!】映画ファインディング・ニモで一躍有名となったカクレクマノミの飼い方を徹底解説!餌や病気、生態、混泳などについての説明から、おすすめの水槽セット紹介まで。

 映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名となったカクレクマノミ。今回はそんなカクレクマノミの飼育方法を、餌、病気、混泳などの項目を踏まえつつなるべく簡単にご紹介していきます。Part2以降では、おすすめの水槽セットご紹介やイソギンチャクとの同居方法、実際に一からクマノミ水槽を立ち上げた時の様子などを詳しく解説していきます。
 間もなく「ファインディング・ニモ」の続編、「ファイディング・ドリー」が公開されるということで、せっかくならば映画のスクリーンだけでなく自宅の水槽でもニモを楽しみませんか?



【カクレクマノミ】 スズキ目/スズメダイ科
学名:Amphiprion ocellaris Cuvier
分布:西部太平洋
全長:約9cm
飼育水温:25℃前後





<目次>

●カクレクマノミの生態
●カクレクマノミの餌
●カクレクマノミの病気
●混泳可能な魚について
●カクレクマノミの性転換について
●おすすめのカクレクマノミ飼育セット
●カクレクマノミ水槽立ち上げ方法解説
●カクレクマノミを水槽に入れよう



●カクレクマノミの生態


【何故イソギンチャクに近づいても平気なの?カクレクマノミの生態について】

 カクレクマノミといえば「イソギンチャク」。触手の間からのぞかせる顔がなんとも可愛らしいですね。敵から身を守るために「イソギンチャクとの共生」を選んだカクレクマノミ、しかしなぜ彼らはイソギンチャクの刺胞に刺されないのでしょうか?その秘密は、彼らの体表から分泌される粘液に隠されているそうです。



 カクレクマノミの体表から分泌される粘液には、高い濃度のマグネシウムが含まれています。これが何を意味するのかというと、どうやらイソギンチャクの触手には、「マグネシウム濃度の低い(海水よりも)液体に触れた時、刺胞が飛び出す」という特質があるらしく、そのために「高濃度のマグネシウムが含まれた粘液に包まれているカクレクマノミは刺されない」という訳です。
 ちなみに、カクレクマノミの粘液を拭き取った後に彼らをイソギンチャクの元へ連れて行くと…普通に刺されるそうです。

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●カクレクマノミの餌


【大切なのは餌をあげすぎない事と、栄養バランスを考える事】

 一日2~3回、残餌が残らない程度に少量づつ分けて与えます。自然界では主に動物プランクトンを食べていますが、人工飼料もあまり好き嫌いせず何でも食べてくれます。ここで大切なことは、「水槽の大きさに合わせた給餌量を意識する」ことと、「栄養バランスを考える」ことです。ちなみにブリード個体(養殖)ではなくワイルド個体(天然)を購入した場合、人工の餌に餌付くまでかなり時間がかかってしまう場合があります。そんな時の給餌は要注意で、残餌を食べてくれるヤドカリ類を入れたり、毎回残餌を取り除くなど気を配らなければ、残餌が原因で急激な水質悪化を引き起こし、最悪生体が死亡してしまう可能性があります。



◆水槽の大きさに合わせた給餌量

 これは別に、「小さな水槽で飼育する場合は餌をあまり与えない方が良い」と言っている訳ではありません。ただ、小さな水槽程有害物質が蓄積しやすいという事を示しています。水質悪化は生体に深刻なダメージを与えるため、定期的な水質チェックや換水を怠らないよう気を付けてください(特にイソギンチャクなどの無脊椎動物は水質にかなり敏感です)

◆栄養バランスを考え、常に3~4種類の餌をストック

 栄養バランスを考えた食事は、人間だけでなく魚にもかなり重要なことです。特に繁殖を考えられている方、卵の状態を大きく左右するのは「親の栄養管理」だということを覚えておいて下さい。そのためにも、常に3~4種類の餌は用意しておいた方が良いかと思います。

 以下おすすめの冷凍・人口飼料

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↑喰い付き抜群メガバイトシリーズ。


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↑老舗ブランド「テトラ」の人工飼料。4種類のフードがセットになった、バランスのとれた良い商品です。


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↑人口飼料に慣れていないワイルドの個体であれば、こちらがおすすめ。プランクトンを冷凍した便利な一品。


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↑こちらも先ほどの商品と同じく、プランクトンを冷凍したものです。ブラインシュリンプよりはやや小振りです。


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↑イサザアミを冷凍したもの。人工飼料に慣れさせていくならば、活きた餌からまず冷凍の餌に移行していきしょう。

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●カクレクマノミの病気


【発生しやすい病気No.1はトリコディナ。その治療法と予防法について】

 白点病や尾ぐされ病など魚類に発症する病気は様々ですが、今回ご紹介するのは「カクレクマノに出やすい病気NO,1」と言っても過言ではない、「トリコディナ」についてです。
 症状としては、体が半透明の白い膜に覆われ、水底でじっとしていることが多くなることなどが挙げられます。極めて致死性が高く進行も早い病気のため、早期発見・早期治療を心がけましょう。
 予防法としては、とにかく飼育水を清潔に保つことです。特に生体の移動後やショップからの輸送後など、ストレスを感じて弱っている時に発症してしまう可能性が大です。
 また治療法として一番有効なのは淡水浴だと言われています。ただしこれは生体にもかなり負担がかかるため、出来るだけ早期に行う必要があります。グリーンFゴールドなどの投薬と交互に行うことが効果的ですが、この薬は無脊椎動物に深刻なダメージを与えてしまうため、イソギンチャクと共生させている場合には必ず別容器にて薬浴を行ってください。


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●カクレクマノミと混泳可能な生物について


【温厚な性格は誰からも好かれる!?】

 カクレクマノミは攻撃性の高い魚ではないため、大型魚を除く多くの種との混泳が可能です。もちろんイソギンチャクとの同居も可能なのですが、イソギンチャクの飼育は割とシビアでカクレクマノミよりも難易度が高いため、海水魚の飼育に慣れていない方はまずカクレクマノミだけの飼育をおすすめします。
 失敗談としてよく耳にする症例は、「イソギンチャクが死亡したために水質が一気に悪化し、一緒に入れていたカクレクマノミが全滅してしまった」というものです(私も経験済みです...)。

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●カクレクマノミの性転換について


【生まれた時は全てオス!?性転換をするメリットとは】

 「性転換」を行う魚はさほど珍しくもありませんが、その多くがメスからオスへ変わるのに対し、カクレクマノミはオスからメスへと性転換をします。


↑「ナポレオンフィッシュ」として有名なメガネモチノウオも、メスからオスへと性転換をします。


 カクレクマノミは普段群れで生活しており、その中で一番体の大きな個体のみがメスへと性転換をします。次いで多きな個体(オス)がそのメスとペアを組むのですが、万が一メスが死亡してしまった場合にはペアを組んでいたオスがメスへと性転換をし、群れの中で次に体の大きな個体がそのメスとペアを組みます。ペアを組んだ二匹以外は全て「予備軍」というわけです。ちなみに、一度メスへと性転換をしたオスは、二度とオスに戻ることはありません。
 映画「ファインディング・ニモ」に登場するニモの父親「マーリン」も、いつの日かメスになってしまうのでしょうか…?

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●おすすめのカクレクマノミ飼育水槽セット


【生体以外の必需品は全てセット!超おすすめ水槽セットの内容とは?】

 安く出回っている「水槽セット」を探せばいくらでもあります。しかし大抵それには照明やヒーター、濾過槽が付いているだけで、一般的な淡水の熱帯魚を飼育するのには十分ですが、海水魚飼育には適していません。かといって追加で色々購入すると、せっかく安いセットを買ったのに全く意味が無かったほどの高額になってしまいます。
 でしたら、初めから全てセットになっているものを購入しましょう!そこで今回私カシオがおすすめする水槽セットがこちら↓


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 なんと10点もの商品がセットになっており、これさえ買えばあとは生体を選ぶだけというなんとも素晴らしいセット内容になっております。

ニモ⑧

 さてそれでは早速中を見てみましょう。



【充実した水槽セット内容紹介】

◆水槽・ガラスフタ・フタ受け

 W27×D27×H27のガラス製キューブ型水槽。同じくガラス製のフタとフタ受け付き。
ニモ②


◆バックスクリーン・水槽専用マット

 コトブキ製リバーシブルスクリーン600(ブラック&ブルー)と、ガラス底面に傷などが付かないようにする水槽専用マット。
ニモ④


◆底砂(サンゴ砂)

 未洗浄サンゴ砂(スモール)。3Lも入っているので使いきれません...。
ニモ⑦


◆ヒーター

 テトラ製26℃セットヒーター50W。水温を自動的に26℃に合わせてくれる便利なヒーター。コードの長さが約82cmあるので延長コードが無くても大丈夫かと思いますが...心配な方は一応ご用意を。
ニモ⑤


◆照明

 テトラ製LEDスマートライト。アームの長さは約13cm、コードは約180cm。コンパクトながらもかなり明るい代物です。しかも、色が「白色&ブルー」「ブルー単色」かの二種類を好みで切り替えることができます。夜に、この「ブルー単色」に切り替えると、なんとも素敵な雰囲気になりますよ。
ニモ⑪

◆人工海水(レッドシーソルト)

 60リットル用2㎏。人工海水の素が付いているだけで嬉しいのに、まさかこんな高級品が付属されているとは思ってもいませんでした(笑)。こちらの「レッドシーソルト」は名前の通り、かの有名な「紅海」の海水を使用して作られた人工海水の素です。「水に溶けやすい」「多種多様な微量元素を含有している」「少量で多くの海水を生産できる」と、アクア初心者からプロの方まで、幅広いニーズに応えることのできる商品となっています。
ニモ⑬


◆インスタントオーシャン シーテスト比重計

 海水作りには欠かすことのできない、海水の濃度を測定する「比重計」。これも単体で購入しようとすれば結構なお値段になります。使い方も非常に簡単で、出来上がった海水をこの容器に入れメモリの針が動かなくなるまでただ待つだけです。くれぐれも針に気泡が付いたまま測らないようにして下さい。空気で針が持ち上がり、正確な数値が出せなくなってしまいます。
ニモ⑩


◆エサ

 小魚&オキアミがそのまま入った乾燥フード。嬉しいのは嬉しいのですが...できれば一般的な人口飼料のほうがありがたかったです。やや大きいので、口の小さな魚や幼魚などにはあまり向かないかもしれません。ある程度成長したクマノミであれば問題なく食べることはできます。
ニモ⑨


◆調整剤・バクテリア

 淡水・海水両用「スタートアップ」。本来であれば、濾過槽にバクテリア(水を綺麗にする好気性細菌)が活着するまで約1~2カ月程水槽を放置しておかなければいけないのですが、こちらの商品を投入することでその期間をうんと短くすることができます。また、初めからバクテリアの付いた濾材や底砂(別売り)を使用すれば、1週間程でも生物を入れられるようになりますよ。
ニモ⑥


◆濾過フィルター

 エーハイム「アクアコンパクト2004」。φ12.8×H19.1mm。小型ながらも十分な濾過能力を発揮します。もちろん濾材入りです。
ニモ⑫


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●カクレクマノミ水槽立ち上げ方法解説


【なにより大切なのは水づくり!安全な水槽で生物を迎え入れましょう】

 さてそれでは、実際に購入した「カクレクマノミスターターセット」を立ち上げてみます。まずはきちんとパーツに不備がないかを確認して...ではいきましょう。

①水槽の底面に付属のマットを貼り付ける。

 こちらのマットは正直敷いても敷かなくてもさほど問題はありません。水槽や水槽台に傷が付くのがどうしても嫌な方にはオススメします。ただし、長年使用しているとマットが劣化し、ガラスなどに張り付いてしまう場合がありますのでご用心を。
カクレ水槽立ち上げ②
↑はみ出た部分はハサミで切ります✂


②水槽を置く場所はこの時までに確定させる。

 マットを貼り付けたら、水槽を置く場所を決めましょう。この程度のサイズの水槽であれば後からでも移動は可能ですが、60cm水槽や90cm水槽などは、一度水を張ってしまえば移動が中々困難になります。水を抜いて運ぼうとすれば、恐らくレイアウトは崩れてしまうでしょう。くれぐれも場所選びは慎重に。
カクレ水槽立ち上げ③


③サンゴ砂を洗い、水槽に投入する。

 このセットに付属されているサンゴ砂は未洗浄なため、ザルに移し水道水で軽くすすぎます。後のレイアウトを考えると多少深さがあったほうが良いですが、さすがに3L全部は使えません...。今後の事を考えきちんと保存しておきましょう。またこちらのサンゴ砂は「スモール」となっていますが、大きすぎる粒よりは断然こちらの方が良いです。粒が大きいと隙間ができ、その間に残餌が溜まれば水質悪化の原因にもなってしまいます。
 ちなみに、バクテリアの活着したサンゴ砂も売られているのですが、そちらを使えば水槽の立ち上がりがぐんと早くなります。こちらは洗わずそのまま水槽へ投入して下さい。
カクレ水槽立ち上げ⑤


③濾過槽「エーハイム」をセットする。

 ここでようやく、濾過槽であるエーハイムを開けていきます。
カクレ水槽立ち上げ⑥


 まずは水槽の一番底面にスポンジを敷きます。エーハイムが吸い込んだ水はまずここを通って上へあがっていくので、まずはこのスポンジ部分で目に見える大まかな汚れをキャッチします。
カクレ水槽立ち上げ⑧


 その次に、水道水で軽く濯いだ濾材を付属のネットに入れていきます。この濾材には微細な凹凸が無数にあり、そこに活着した好気性バクテリアが水をろ過してくれるのです。濾過槽の命とも言える部分になりますね。
カクレ水槽立ち上げ⑩


 そして最後にウールマットを敷き詰めます。このマットは先のスポンジよりもかなり目が細かく、より微細なごみを絡めとってくれます。
カクレ水槽立ち上げ⑪


 それから蓋をします。蓋裏の穴と濾過槽の溝があうようにゆっくりと閉めていって下さい。
カクレ水槽立ち上げ⑫


 今度は水を吸い上げるポンプの組み立てになります。たくさんのパーツ...こればかりは個人の自由なのですが、私はいつもこのように使っています。もちろんシャワーパイプを使っても大丈夫です。
カクレ水槽立ち上げ⑬

カクレ水槽立ち上げ⑯


 付属のホースを水槽との高さを考えながら切り、それをポンプ側と濾過槽側に取り付けます。少々刺しにくいですが、ホースを少し濡らすと刺しやすくなります。そのあとホースが外れないよう、バンドをきっちりと閉めます。
カクレ水槽立ち上げ⑭

カクレ水槽立ち上げ⑮


 これでエーハイムの設置は完了です。ここまでくればあと少し、いよいよ水をいれていきましょう。
カクレ水槽立ち上げ⑰


④サンゴ砂を投入する。

 続いてはサンゴ砂を必要な分だけ取り出し、水道水で洗ってから水槽に投入します。先に述べたように、こちらのサンゴ砂は未洗浄でありバクテリアは活着していません。より水槽の立ち上げを早めたい方には、「バクテリア付きのサンゴ砂」をおすすめします。
カクレ水槽立ち上げ⑤


⑤人工海水の素を水道水で溶かし、飼育水を作る。

 続いては人工海水の素を水道水で溶かし、飼育水を作ります。ある程度溶かし混ぜたら白濁が収まるまで待ち、付属の比重計にその水を入れます。目盛りの1.023前後(1.022~1.024)になれば大丈夫です。
 またこの時注意して頂きたいのは、このセットに付属されている「レッドシーソルト」には塩素中和剤が入っているため水道水で直接溶かせばいいのですが、人工海水の素の中には、「塩素中和剤が入っていないもの」もあります。そういった素で飼育水を作る場合には、カルキ抜きを使用した水道水または、一日汲み置きして塩素が抜けた水道水を使用してください。
カクレ水槽立ち上げ⑱

カクレ水槽立ち上げ⑲


⑥作った海水を水槽へ入れ、ヒーターと照明を設置。

 いよいよ水張りです。コンセントに刺さなければ熱くなりはじめないため、先に水槽内にヒーターを取り付けます。さて、ここから水を張っていくのですが、この時あらかじめ水槽のレイアウトを組んでしまっても構いません。ただその時は、なるべくレイアウトが崩れないようにゆっくりと注水していって下さい。
 そしてライトを取り付けると...こんな感じになります。
カクレ水槽立ち上げ⑳


⑦レイアウトを作り上げる。

 生体を入れる前に、レイアウトを作り上げましょう。今回は別途で購入した白化サンゴを使いました。ライブロックももちろんいいのですが、今はまだ飼育水が出来上がっていないため(バクテリアが働いていない)やめておきましょう。
カクレ水槽立ち上げ㉓


⑧調整剤・バクテリアを投入する。

 ここまで来たらあと一歩です。ここで、付属の調整剤・バクテリアの「スタートアップ」を投入していきます。これを入れるだけで立ち上げ時間がぐんと早まります。1~2週間程回せば生き物が入れられる環境にるでしょう。
カクレ水槽立ち上げ㉑

ガラスのアンプルは、両サイドをパキッと指で折れば中身が出てきます。
カクレ水槽立ち上げ㉒


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●カクレクマノミを水槽に入れよう!


【到着したらすぐ、袋から生物を出さずに生死を確認すること】

 生物が到着してまず初めにして頂きたいことは、「着死」の確認です。購入したサイトに「着死(死着)保障あり」と記述してあれば、輸送中に万が一生物が死亡してしまっていてもお金が返ってきます。ただそのとき重要なことは、「袋から出さずに生死を確認すること」です。一度袋から出してしまえば返金してもらうことは出来ませんのでご注意下さい。
 


【焦らず急がず、ゆっくりと環境になれさせてあげましょう】

 生物の生死を確認したら、いよいよ水合わせをして水槽に入れていきましょう。しかし、ここにも大きな落とし穴がありますのでご注意下さい。海水魚を水槽に投入する際に関係してくることが、大きく分けて二つあります。それは...

①海水の比重(塩分濃度)。
 移動先の水槽の水と同じ塩分濃度にゆっくり慣れさせることが大切。
②水温。
 水温1℃の変化は、魚にとって3~4℃変わることと同じです。

 この二つです。もっと細かく言えば沢山あるのですが...海水生物の水合わせの際には、特にこの二つを重視して下さい。それでは手順をご説明します。

①袋を破り、中の水ごとバケツなどの容器に移す。

 この時あまり水をバシャバシャしないように気を付けてください。私はいつも袋ごとバケツに入れたら、その側面をカッターで切り生物を水ごと出しています。

②エアーチューブの先を結び、移動先の水槽から水を少量ずつ滴下させる。

 この方法が水合わせに最適ではないかと思っています。大体1時間程時間をかけて、もとの水量の2倍になるぐらいまで水をゆっくり滴下させて下さい。こうやって、移動先の水槽の水に少しずつ慣れさせていきます。
 ちなみに、クラゲやエビ、カニ、イソギンチャクなどの無脊椎動物は海水魚以上に水質に敏感なため、水合わせにはこの倍くらいの時間をかけもっとゆっくり水合わせをしていきます。
カクレ水槽立ち上げ㉘


③もしもエアーチューブがない場合には、定期的に水を足してゆき水合わせを行う。

 こちらは先程のエアーチューブよりも大分大ざっぱなやり方ですが、一応は可能です。
カクレ水槽立ち上げ㉗


④小さめの容器に入れ、移動先の水槽に20分程浮かべる。

 1時間程水合わせを行った後、今度は水温を合わせていきます。人間にとって1℃の水温変化は、魚にとって3~4℃の変化だということを忘れないで下さい。
カクレ水槽立ち上げ㉙