クリーナーフイッシュとしても有名なベラ科の魚。魚の体表や口、エラなどに付く寄生虫を食べてます(
寄生虫だけなので、病気の改善には効果なし)。飼育自体は比較的容易で、人工餌料にもすぐ餌付いてくれます。しかし彼らの運動量はかなり多いため、
割と頻繁に餌を与えなければすぐ痩せてしまいます。また、一度人工餌料に慣れるとクリーニングしなくなってしまう可能性も...。大型魚の口内に入ることがありますが、食べられませんのでご安心を。魚にとっても気持ちがいいのか、口を開けて掃除をねだるなんてことも多いようです。しかし、
ウツボ等の肉食魚には捕食される可能性もありますので注意して下さい。その他の種との混泳は基本的に大丈夫です。同種間でも喧嘩することはありません。
ちなみに彼ら、夜になると
自ら出した粘液で寝床(まゆのような形状)を作り、その中で寝ます。じっくりと観察していれば見られるかも...?
もう一つちなみに。本種によく似た魚で「
ニセクロスジギンポ」というものがいるのですが...なんと彼ら、この
ホンソメワケベラのふりをして魚に近づき、その皮膚や鰓(えら)を食べてしまうのだそうです。なんて卑劣。
●ホンソメワケベラとは
【学名】
Labroides dimidiatus
【分布】
西部太平洋~インド洋
【全長】
約8cm
【飼育難易度】
普通
【飼育水温】
24℃前後
【餌】
人工餌料・冷凍餌料
【混泳】
ウツボ等の肉食魚以外とならOK
【販売値段】
1.000円前後
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