「絶滅した海の生物の化石ガチャPart2」遂に当たり!念願の「ストロマトライト」

 以前にご紹介した「絶滅した大むかしの海の生物」ガチャの第二弾です。今回遂に念願の「ストロマトライト」が当たりました!いやもう何度回したものか...個人的にはシークレットが当たった時より嬉しかったですね。※シークレットは未だ当たっていません。
 そこで今回は、その「ストロマトライト」の詳しい説明から、当たったほかの種類の化石紹介、化石関連商品の紹介をしていきたいと思います。

化石ガチャ①


▼前回の記事はこちらから。
【絶滅した海の生物の化石ガチャPart1】狙いは最古の藻類「ストロマトライト」!!そのラインナップから化石関連グッズ紹介まで

●今回の化石ガチャ成果発表


【①腕足類】


化石ガチャ⑥


 一見二枚貝のようにも見えますが、実は全くの別物。そもそも前後の殻の形状が異なっています。「ペディクル」と呼ばれるヒモを出す穴があり、ほかの物体に付着して生活をしていたそうです。今回のガチャで一番出てきたのがこれでした。少なくとも3つは持ってますね。

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↑腕足類・三葉虫・ウミユリの化石が発掘できるキット。

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【②サメの歯化石】


化石ガチャ⑦


 「サメの歯」と言えば、化石のみならず様々な関連商品が出るほどの人気・知名度ですね。ブレスレットや、顎全体をそのまま使ったインテリアなども多々販売されています。しかし、サメは「軟骨魚類」であるため、化石として残るものは固い組織である「歯」だけなのです。一般的に売られている「サメの顎」も歯以外は軟骨で出来ているため、温めれば好きな形に変えることができます。ちなみに、販売する時は顎の大きさでその価格が変わっていくため、温めてわざと横長くしたものが広く出回っています。マニアの間では、これを更に温め、元来の形に戻して飾る方も多いそうです。

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↑サメの歯をモチーフにしたオシャレなペンダント。


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↑サメの歯とターコイズを埋め込んだペンダント。


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↑巨大サメがモチーフになった面白いサイエンスキット。


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【③ストロマトライト】


化石ガチャ⑧


 「ストロマトライト」とは、簡単に言えばシアノバクテリアが形成した岩石のようなものです。細かな堆積物を取り込み少しずつ大きくなっていったため、その断面は幾重にも重なった層のようになっています。先カンブリア時代、彼らは酸素を形成しました。そのおかげで生物はさらなる進化を遂げたのです。

▼「ストロマトライト」関連商品


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↑パワーストーンとしても有名!


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↑「カンババジャスパー」という、ストロマトライトが変化してできたと言われるパワーストーンが使用されています。



↑がっつり「ストロマトライト」です。めっちゃほしい。

●より詳しい「ストロマトライト」の世界


【酸素形成の先駆者、その正体とは?】

 さてそれでは、この「ストロマトライト」について、もう少し詳しく掘り進んでいきたいと思います。シアノバクテリアが地球上に現れたのは今から約35億年前。この頃の地球にはまだ酸素はありませんでした。彼らは太陽光を利用し光合成を行ない、海中に酸素を続々生み出していきます。いや、「生み出す」と書くと語弊があるかもしれませんね...彼らは光合成により養分を得ているだけであって、「酸素」はあくまでその過程の中で生まれた副産物にすぎません
 少し話がそれました...。このシアノバクテリアは海中の微細な粒子を捕らえ、炭酸カルシウムと結合させることによって石のようなものを形成していきました。それこそが、「ストロマトライト」です。






【ストロマトライトでわかる、太古の一日】

 ストロマトライトの層を調べれば、太古の地球の一日がわかると言われています。これは一体どういうことなのかと言いますと、実は彼ら、一日一枚の層を形成していくのです。
 先ほども記述したように、シアノバクテリアは光合成をします。が、それは太陽光の当たる日中のみ。夜は体から分泌される粘液を使い、堆積物を固着させ、「ストロマトライト」を大きくさせていきます。そしてまた日光の当たる時間になると、今度はその堆積物の上でシアノバクテリアが光合成を行ない、夜になると粘液を分泌し、堆積物を固着...その繰り返しです。そして面白いことに、この「ストロマトライト」は植物が太陽の方向に伸びるのと同じように成長をしていきます。少しでも日の光を浴びようと背伸びしているみたいで可愛らしいと思いませんか?
 そしてその結果、太古の地球の年間周期もわかります。それによると、かつての地球の一年間の日数はおよそ435日だったそうです。このことから、「地球の自転が現在より速かった」ということが解明されたわけですね。





【実は今も生きている!?生きた化石ストロマトライト】

 さてここまでのお話から、ストロマトライトは「絶滅してしまった太古のバクテリアの生物痕」だという印象をうけるかと思いますが...実はそうではありません。なんとこのストロマトライト、現在でもひっそりとこの地球上に暮らしてしています。その場所はカンガルーやコアラなどでも有名なあの「オーストラリア」です。



美しい自然が多く残るオーストラリア



 西オーストラリアに位置する「Shark Bay(シャーク湾)」。ユネスコの世界遺産にも登録されているこの地は、その隔離された自然環境から多くの珍しい固有種が生息しています。「ストロマトライト」もその一つです。浅瀬や隆起により海流の滞るこの湾は、塩分濃度が高くなっています。こうした環境のおかげで、今でもここでは「生きたストロマトライト」を観察することが出来るのです。是非一度見に行かれてはいかがですか???
 ちなみにここShark Bayには「シェル・ビーチ」という、世界に二カ所しかない貝殻で出来たビーチがあります。さすがオーストラリア。


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 さていかがでしたでしょうか?無事Part.2までで終わってくれてほっとしました。まぁいくつか被ってしまいましたけど...。本来ならば全部コンプリートしたいとこなのですが、もうストロマトライトが出た達成感でやる気がなくなりました(笑)。みなさんもどこかで見かけたら是非一度ガチャッてみて下さい!
 実は昔、一度だけオーストラリアに行ったことがあります。残念ながらShark Bayには行けませんでしたけど。しかしさすがはオーストラリア、自然が豊かでした。確かにコアラやカンガルーなどの有袋類も有名ですが、実は食虫植物の聖地としても有名なんですよ。隔離的な自然環境が生み出した独自の生態系。やはりオーストラリアは非常に魅力的ですね。
 それではまた、カシオでした!

化石ガチャ⑨
↑最後はシリコンで木箱に固定!



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