近年クラゲの人気は急上昇し、
自宅でクラゲを飼育できるキットが続々発売され始めました。しかし、クラゲの飼育は観賞魚の飼育に比べかなり難しく、油断しているとすぐ溶けて死んでしまったりしてしまいます。
そこで今回私カシオがご紹介するのは、
電池またはコンセントに繋ぐだけで簡単に飼え、餌も水換えも不要!おまけに死なない!人工のクラゲ達についてです。
最先端の人工クラゲが登場!?
クラゲはその見た目からわかる通り、体のほとんとが水分でできています。このことはつまり、「
クラゲはわずかな衝撃や刺激が加わっただけでも体にダメージを追ってしまう」ということになります。脆いですからね。まさにゼリーのような感じ。そのため、通常クラゲ水槽はクラゲを傷つけない特殊構造になっています。水槽の値段が高くなってしまうのはこのためですね。しょうがないです。
またクラゲは水質にとってもうるさい生き物でもあります。そのくせ餌は沢山必要になる...。餌を沢山与えればもちろん水が汚れるスピードも速まります。非常に悪循環ですね。
このように、「クラゲの飼育は難しい」という理由は挙げればきりがありません。しかし、こちらで紹介している「人工クラゲ」は一味違います。
水流も水質も気にする必要はなく、おまけに水換えも不要!しかも死なない。まさに嬉しいこと尽くしです。ですが確かに...生きた「クラゲ」とは程遠い存在ではあるでしょうね...そう、少し前までは。
というのもここ数年、
人工クラゲは飛躍的な進化を遂げてきているようです。「人工クラゲって、どうせ偽物のおもちゃでしょ?」と思っていませんか?私はそう思っていました(笑)ですが...最新の人工クラゲは馬鹿にできない精密な仕上がりとなっているようですね。まぁ
リアルになればなるほど値段は高くなっていくということも言えますけど、それでも生体の維持費を考えると...かなりリーズナブルになっています。
●「クラゲ アクアリウム」
【電気で動く人工クラゲ。LED内蔵でインテリアにもぴったり】
「人工 クラゲ インテリア」などで検索をかければ真っ先に出てくる商品達です。
電池もしくは家庭用のコンセントから電源をとることで、水流が生まれ、
水槽の中で本物のクラゲのような動きを見せてくれます。そして嬉しいことにそのほとんどのものに
LEDが内蔵されているため、まるで水族館のような雰囲気をかもしだしてくれます。
ちなみに、
クラゲ独特の動きにはヒーリング効果(癒し効果)があるとされているため、動画を見ているだけでも癒されますね。
【本物のクラゲとの違いは?おすすめポイントについて】
「本当は生きたクラゲを飼いたいけど難しそうだし...でも人工クラゲってよくわからない」という方、多いのではないでしょうか?そこでまずは、
「本物のクラゲと人工のクラゲ」の違いや、人工クラゲを飼うメリット、デメリットについてお話しします。
①餌について
生体クラゲ→最低でも一日一回の餌やり。栄養バランスにも要注意。
人工クラゲ→餌は不要。
②水換えについて
生体クラゲ→濾過槽の無い水槽の場合、毎日水換えを行う必要あり。
人工クラゲ→水換えの必要はほぼなし。
※水が古くなって白濁してきたり、コケが生えてきた場合などには必要です。
③寿命について
生体クラゲ→種類や水温などの環境にもよるが、約半年~1年ほど。
人工クラゲ→半永久的。機械の故障や、シリコン製の本体が劣化するまで。
④値段
生体クラゲ→確保・管理が難しいためか、高額になりがち。また年中を通して手に入れることは困難(夏季限定など)。
人工クラゲ→お手頃なものからお高いものまで様々。高額になればなるほどクオリティは上がる。
これまで「人工クラゲ」の良いところばかりご紹介してきましたが、
個人的にはやはり生きたクラゲをおすすめします!確かに時間・手間・費用を考えると人工クラゲよりもはるかにお高くなりますが、やはり本物の動きに勝るものはありません。これが
「人工クラゲ唯一のデメリット」なのでしょうか?
もちろん商品によってはかなりクオリティの高いものもありますが、それでも生きているクラゲを飼育している者から言わせてみれば、やはりちゃっちく思えてしまうこともありますね。
●おすすめの「クラゲ アクアリウム」
【値段に見合ったクオリティ!あなたはどれを選ぶ?】
この人工クラゲを使った商品は様々なメーカーより登場しています。名前も
「クラゲアクアリウム」や
「アクアリウム ジェリーフィッシュ」、
「アクアリウム クラゲ」など多々ありますが、その造りは基本同じです。しかし、やはり安いものはそれなりのクオリティ...
値が張るほど、より精密な造りになっているものがほとんどですので、どうせ買うのなら少し贅沢をして長く付き合っていくほうが良いのではないでしょう?
ということで、以下
カシオおすすめの商品のご紹介をしていきたいと思います。
①アクアリウム クラゲ クリア スクエアー ブルー
ACアダプター付属で、家庭用コンセントから電源をとるタイプです。安全のため、
自動電源OFF機能(約4時間でOFF)が搭載されています。こちらの商品
のおすすめポイントは、
この手の商品の中ではあまり見かけない水槽の形状と、人工クラゲの配色です。LEDに照らし出されたクラゲが何とも言えない幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。
②イシグロ アクアチューブ クラゲ
「イシグロ」の大人気アクアリウムシリーズ。ACアダプター付属で、家庭用コンセントから電源をとります。やはり一番人気はこの
「円柱型」水槽ですね。まるで水族館のような雰囲気があります。この商品の
おすすめポイントは、まるで
水族館で見たクラゲ水槽のように、LED照明の色がゆっくりと変化していくところです。高級感が感じられ、インテリアとしての存在感は抜群!シリコン製のクラゲがリアルなのもまたいいですね。本体カラーは「ブラック」と「ホワイト」の二種類があります。
③イシグロ アクアリウム 海の仲間達(クラゲ/イカ/クリオネ/クマノミ)
「イシグロ」から発売されている、これまた少し変わった形の水槽タイプです。泳ぐのは
人工のクラゲだけでなく、イカやクリオネ、クマノミなど、海の人気者たちが勢ぞろいしました。
LEDのパターンも三色(赤・緑・青)あり、室内を暗くすることで神秘的な海の空間を演出することができます。本体カラーは「ブラック」と「フロスト」の二種類があります。
④Illumirium(イルミニウム)~クラゲ付きミニ水族館
酸素を取り込む循環ポンプを内蔵することでいつまでも
綺麗な水を保ち、そこから発せられる
マイナスイオンや水音が更なる癒し効果を発揮します。
LEDによるイルミネーション機能や、安心な上とてもエコな
自動シャットダウン機能(連続4時間稼働後電源OFF)も搭載。リアルな三匹のクラゲがユラユラと泳ぐ、次世代型の人工クラゲアクアリウムです。(USB電源のため、パソコンから給電)
⑤癒しの人造くらげ (浮遊体アート)【クラゲ3体セット】
正直これには驚きました。今までご紹介してきた商品よりも
格段に高額にはなっていますが、
そのクオリティは一見本物と見間違えてしまうほど!それもそのはず、こちらの人工クラゲの素材にはなんと
「人工筋肉の開発途中で発見されたもの」を使用らしいのです。これでは確かに「人工クラゲ」ではなく
「人造クラゲ」になりますね。滑らかな動きもこの特殊なプラスチックだからこそできる技だそうです。
ということでこちらの商品の
おすすめポイントは、
「群を抜くクラゲのクラゲのクオリティ」...だけではありません!なんとこちらの「人造クラゲ」、
電球をブラックライトに替えるとイメージが一転し、クラゲが怪しげに発光するそうです(電球は付属していません)。おまけにクラゲ自体のカラーバリエーションも豊富!(ブラックライトによる発光色)この商品は間違いなくカシオおすすめNo1です。
↓クラゲ本体も別途追加可能です。
いかがでしたでしょうか?生きたクラゲに勝るものはない!と思っていましたが、「人工(人造)クラゲ」も馬鹿にはできませんね。いつの日か餌も食べる本物そっくりなクラゲが開発されてしまいそうな気もします(それだと意味ないか...)。確かに手間がかからない生き物というのもそそられますが、その手間こそが一番の楽しみなのではないかとも思ってしまいます。
やはりクラゲは面白い。何を考えているかわからないですが、それでも太古から生きている大先輩ですからね。大自然・生命の神秘にはいつも驚かされます。それではまた、カシオでした!
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