こちらでは、
自宅でも比較的育てやすい種類のクラゲについて、その
飼育方法や飼育を始める上で必要となる
基礎知識(分類・生態・体の仕組みや構造・毒性・給餌方法)について詳しく解説していきます。また本記事内では通販購入可能な、クラゲ飼育の
必需品(機材・餌・生体・水槽)及びその販売価格などと共に、おすすめの
飼育水槽セットや図鑑、最近話題となっているインテリア用人工クラゲ、クラゲ化粧品、クラゲに刺されない日焼け止めクリームなどのクラゲ関連商品も幅広くご紹介!記事後半には、クラゲに関する雑学、「クラゲ豆知識シリーズ」も展開中です。どうぞごゆっくりお楽しみください。
「家でクラゲを飼いたいけどどうしたらいいかわからない!」、「クラゲって何種類いるの?寿命は?何を食べるの?」、「クラゲの生態や体の構造について知りたい!」という方、全てがここにあります。
それでは、よいアクアライフを。
空前のクラゲブーム到来!?
<目次>※随時更新!!
●空前のクラゲブーム到来!?
●「クラゲ」って何?
●クラゲの種類・分類
●体の構造・仕組みについて
●クラゲの毒性について
●クラゲ図鑑(ミズクラゲ編)
●クラゲ図鑑(タコクラゲ編)
●クラゲ図鑑(サカサクラゲ編)
●クラゲ図鑑(アカクラゲ編)
●クラゲの給餌方法
●クラゲ豆知識シリーズ
●クラゲ関連商品
▶【クラゲを使った化粧品】
▶【クラゲに刺されない日焼け止め】
▶【中華クラゲ】
▶【人工クラゲのインテリア水槽】
▶【土壌改善!くらげチップ】
●クラゲ飼育セット
●おすすめのクラゲ図鑑
●空前のクラゲブーム到来!?
【クラゲ人気急上昇中!自宅でも飼育は可能!?】
皆さんこんにちは、カシオです!突然ですが、皆さんはご自宅に「水槽」を置かれていますか?
「手間も時間もかかるし面倒だ」と思われている方!…まぁ確かにその通りなのですが(笑)。しかし、メリットもありますよ。可愛いしオシャレだし、とても癒されます。そしてなにより、
自分の立ち上げた水槽に好きな魚を入れた時のあの感動。一度は味わって頂きたいものです。
その中でも私カシオが特にオススメしたいものこそが、「クラゲ」です。
「空前のクラゲブーム到来!」と囁かれている今、クラゲの癒し効果が注目されるようになってきました。
「人工クラゲを使ったアクアリウム水槽」や
「クラゲのヒーリングCD」なども続々発売され、遂にはクラゲの成分を配合した
「化粧品」まで!その活躍の場は海をも離れ、私たちのすぐ近くに来ています。また近年、クラゲの展示に力を入れた水族館も目立つようになり、その影響からか、
「自宅でもクラゲを飼育したい!」と思う方も増えてきているそうです。水族館や海に行かないと見ることのできないクラゲ達を卓上でも楽しむことが出来れば...。
しかし正直なところ、「クラゲ」の飼育というのは、
一般的に広く出回っているな海水魚や淡水魚の飼育に比べ、かなり難易度が高くなります。ショップでの取り扱いが少ないのも、「高難易度・高コスト」が原因だと思われます。確かに手間はかかる...それは間違いありません。しかし
不可能ではありません。
少しのコツと愛情さえあれば、間違いなく「飼育できる生物」です。
そこでこちらでは、「飼育しやすい種類のクラゲ」について詳しく記していきます。知名度のナンバーワンの
「ミズクラゲ」や毒々しい
「アカクラゲ」。一見イソギンチャクの様にも見える
「サカサクラゲ」や、泳ぎ方もシルエットも可愛らしい
「タコクラゲ」など、意外にも多くの種類のクラゲが、自宅で飼育することは可能です。
●「クラゲ」って何?
【クラゲはプランクトン!】
クラゲはプランクトンの仲間になります。
「プランクトン」と聞くと、多くの方は恐らく
「眼に見えないほど微細な生物のことでは?」と思われることでしょう。しかしそれは大きな間違いです。プランクトンの定義はその
大きさではなく、
「遊泳能力があるかどうか(あっても弱いか)」というものなのです。逆に遊泳能力が備わった生物の事は
「ネクトン」と呼ばれます。ただこの「プランクトン」と「ネクトン」の区別はかなり曖昧なものです。というのも、小さい頃はあまり泳げなかったためプランクトンとされていたものが、成長すると共に遊泳力を得てネクトンになるという場合も多いためです。
一方、浮遊も遊泳もしない
底生生物のことは「ベントス」と呼ばれます。クラゲの幼生期は「ポリプ」と呼ばれるイソギンチャクのような容姿のベントスですが、成長すると浮遊生物「クラゲ(プランクトン)」になります。しかし、
彼らの仲間であるサンゴやイソギンチャクは生涯「ポリプ」のままでクラゲになることはありません。つまり、完全なベントスなのです。
●クラゲの種類・分類
【クラゲが何種類いるか、実は分かっていない!?】
「クラゲは何種類いるの?」クラゲに関する様々な質問の中でも、この問いは特別難しいものです。何故ならば、この
地球上に今何種類のクラゲがいるのか誰にも分らないからです。
様々な海域、水域に生息する彼らを100%把握するというのは不可能だという理由が大きいでしょうが、他にもいくつかの理由があります。それは、
「果たしてこれをクラゲと呼んでいいのか...?」という生物が多いためです。そう、クラゲという生物、実はあまりよくわかっていないのです。
約6億年前から地球上にいるということは解明されていますが、そもそも化石として非常に残り辛い彼ら(水分多いし骨はない!)を調べるのは至難の業です。
この頃地球にいたクラゲは「ヒドロクラゲ類」と分類され、
クラゲの中で最も原始的な形のものだと言われています。そしてこのヒドロクラゲ類は今でもこの地球上に多数存在し、研究家たちの頭を悩ませてきました。彼らは長きに渡る進化の過程の中で、「クラゲ」という形になった時期もあればそうでない時期もあり、
「クラゲ」としてカウントして良いものかどうか難しいのです。この「ヒドロクラゲ類」は確かに他の類のクラゲに比べ体の構造こそ原始的ではありますが、クラゲの中でも例外的な面白い特色を持つものが多く確認されています。一時期世間を騒がせた
不老不死のクラゲ、「ベニクラゲ」もその一つです。
【クラゲの分類表ー刺胞動物門ー】
◆ヒドロ虫綱
▼
花クラゲ目
オオウミヒドラ科(例:オオウミヒドラ)
クダウミヒドラ科(例:ソトエリクラゲ)
ハシゴクラゲ科(例:ハシゴクラゲ)
タマウミヒドラ科(例:ニホンサルシア)
エダアシクラゲ科(例:エダアシクラゲ)
オオタマウミヒドラ科(例:オオタマウミヒドラ)
ジュズノテウミヒドラ科(例:ジュズノテウミヒドラ)
スズフリクラゲ科(例:スズフリクラゲ)
フチコブクラゲ科(例:フチコブクラゲ)
ベニクラゲモドキ科(例:ベニクラゲ)
エダクラゲ科(例:ドフラインクラゲ)
シミコクラゲ科(例:シミコクラゲ)
エボシクラゲ科(例:エボシクラゲ)
タマクラゲ科(例:タマクラゲ)
ウミヒドラ科(例:サカナウミヒドラ)
ウミエラヒドラ科
スグリクラゲ科(例:クズダマクラゲ)
キタカミクラゲ科(例:カミクラゲ)
モエリシア科(例:ヒルムシロヒドラ)
ギンカクラゲ科(例:カツオノカンムリ)
▼
軟クラゲ目
ホソガヤ科(例:クラゲホソガヤ)
ウミサカズキガヤ科(例:ヒメウミコップ)
サガミクラゲ科(例:サガミクラゲ)
キセルガヤ科(例:ブロックコップガヤ)
オワンクラゲ科(例:オワンクラゲ)
マツバクラゲ科(例:ギヤマンクラゲ)
コモチクラゲ科(例:コモチクラゲ)
Lovenellidae(例:シワヒメコップ)
マキヒゲクラゲ科(例:マキヒゲクラゲ)
ヒトエクラゲ科(例:ヒトエクラゲ)
Sugiuridae(例:ヤクチクラゲ)
ハナクラゲモドキ科(例:ハナクラゲモドキ)
ヤワラクラゲ科(例:ヤワラクラゲ)
クロメクラゲ科(例:クロメクラゲ)
▼
淡水クラゲ目
エダアシクラゲ科(例:エダクダクラゲ)
ハナガサクラゲ科(例:マミズクラゲ)
▼
レンズクラゲ目
レンズクラゲ科(例:カントンクラゲ)
▼
硬クラゲ目
ボウシクラゲ科(例:ボウシクラゲ)
テングクラゲ科(例:テングクラゲ)
イチメガサクラゲ科(例:ニジクラゲ)
オオカラカサクラゲ科(例:カラカサクラゲ)
▼
剛クラゲ目
ツヅミクラゲ科(例:ヤジロベエクラゲ)
ニチリンクラゲ科(例:ニチリンクラゲ)
▼
管クラゲ目
(鐘泳亜目)
ハコクラゲ科(例:ハコクラゲ)
フタツクラゲ科(例:フタツクラゲ)
バテイクラゲ科(例:バテイクラゲ)
アイオイクラゲ科(例:アイオイクラゲ)
(嚢泳亜目)
カツオノエボシ科(例:カツオノエボシ)
ボウズニラ科(例:ボウズニラ)
(胞泳亜目)
ヨウラククラゲ科(例:ヨウラククラゲ)
ノキシノブクラゲ科(例:ノキシノブクラゲ)
バレンクラゲ科(例:バレンクラゲ)
ヒノマルクラゲ科(例:ヒノマルクラゲ)
◆鉢虫綱
▼
冠クラゲ目
ヒラタカンムリクラゲ科(例:ヒラタカンムリクラゲ)
エフィラクラゲ科(例:エフィラクラゲ)
クロカンムリクラゲ科(例:クロカンムリクラゲ)
▼
旗口クラゲ目
ユウレイクラゲ科(例:ユウレイクラゲ)
オキクラゲ科(例:アカクラゲ)
ミズクラゲ科(例:ミズクラゲ)
サムクラゲ科(例:サムクラゲ)
▼
根口クラゲ目
サカサクラゲ科(例:サカサクラゲ)
イボクラゲ科(例:イボクラゲ)
タコクラゲ科(例:タコクラゲ)
ビゼンクラゲ科(例:エチゼンクラゲ)
▼
羽クラゲ目
プラヌラクラゲ
◆十文字クラゲ綱
▼
十文字クラゲ目
アサガオクラゲ科(例:ムシクラゲ)
ナガアサガオクラゲ科
ジュウモンジクラゲ科(例:ジュウモンジクラゲ)
【クラゲの分類表ー有櫛動物門ー】
◆有触手綱
▼
オビクラゲ目
オビクラゲ科(例:オビクラゲ)
▼
フウセンクラゲ目
フウセンクラゲモドキ科(例:フウセンクラゲモドキ)
ヘンゲクラゲ科(例:ヘンゲクラゲ)
トガリテマリクラゲ科
テマリクラゲ科(例:フウセンクラゲ)
▼
カブトクラゲ目
カブトクラゲ科(例:カブトクラゲ)
アカカブトクラゲ科(例:アカカブトクラゲ)
アカダマクラゲ科(例:アカダマクラゲ)
キヨヒメクラゲ科(例:キヨヒメクラゲ)
ツノクラゲ科(例:ツノクラゲ)
チョウクラゲ科(例:チョウクラゲ)
チョウクラゲモドキ科(例:チョウクラゲモドキ)
▼
クシヒラムシ目
コトクラゲ科(例:コトクラゲ)
◆無触手綱
▼
ウリクラゲ目
ウリクラゲ科(例:ウリクラゲ、アミガサクラゲ)
●体の構造・仕組みについて
【目も心臓も口も胃もある!おまけに呼吸は体全体で!?】
クラゲの体はそのほとんどが水分。そのため中身は透けて丸見え状態になっています。しかし、臓器らしい器官があまり見当たらないとは思いませんか?恐らく皆さんの中には、
「そもそもクラゲに臓器なんてあるの?」と思われている方も少なくないかもしれません。ですがそれは大きな誤解です。
クラゲにも目がありますし、口も、心臓も、胃もちゃんとあります。もちろん
呼吸だってしていますし、
味覚もあります。
ですが、我々の思うような形の臓器ではありません。では
一体どこに、どんな形で存在しているのか…。こちらでは、そんな神秘に満ちたクラゲの体について詳しく解説していきます。
●クラゲの毒について
【クラゲは刺したくて刺しているわけではなかった!?】
ご存知の通り、
クラゲと呼ばれる生き物はそのほとんどが毒を持っています。それは彼らが外敵から身を守るためや餌を捕まえる時には便利かもしれませんが、私たちにとってはかなり危険なものです。海水浴シーズンには必ずと言っていいほどクラゲによる被害を耳にしますね。しかし、
クラゲは別に私たち人間を刺したくて刺しているわけではないのです。
クラゲの触手には、
「刺胞(しほう)」と呼ばれる毒針が入ったカプセルが無数にあります。このカプセルの入り口にはセンサーのように働く突起があり、ここに何かが触れた時初めてカプセルが開き、毒針が発射されるのです。
つまりこの動きは「反射」。そう、クラゲは別に人を刺そうと思って刺しているわけではなく、
偶然にも触手に触れてしまったために反射的に刺してしまっただけなのです。
また近年、このクラゲの毒が着目されるようにもなってきました。科学の進歩により、今まで困難だった
クラゲの毒が抽出・分離できるようになったのです。その結果、
全く新しい種類のタンパク質が発見されました。クラゲにはまだまだ無限の可能性が秘められているようですね。
●クラゲ図鑑(ミズクラゲ編)
【知名度ナンバーワン!大人気ミズクラゲ】
【ミズクラゲ】
鉢虫綱/旗口クラゲ目/ミズクラゲ科
学名:Aurelia aurita
分布:日本沿岸各地
時期:4~8月(地域によっては年中)
傘径:約30cm
飼育水温:室温(低水温での飼育がオススメ!)
日本で一番ポピュラーなくらげといえばそう、「ミズクラゲ」でしょう。夏場海に行けば必ずと言っていいほど見かけ、水族館でも通年飼育している施設は多々あります。しかし、そんなミズクラゲの事を皆さんはどれほど理解していますか?
「口はどこ?心臓はあるの?化粧品になるって本当?」こちらでは、そんな彼らの不可思議なお話しをしていきます。
▶ミズクラゲ編Part 1(その魅力と生活史)
▶ミズクラゲ編Part2(体の構造と生態について)
▶ミズクラゲ編Part3(ミズクラゲの毒性と、正しい対処法について)
▶ミズクラゲ編Part4(大量発生による被害と、クラゲの有効活用)
●クラゲ図鑑(タコクラゲ編)
【その可愛らしいシルエットや泳ぎ方は癒し効果抜群!】
【タコクラゲ】
鉢虫綱/根口クラゲ目/タコクラゲ科
学名:Mastigias papua
分布:関東以南
時期:夏~秋
傘径:約20cm
飼育水温:25℃前後
キノコのようなシルエット、可愛らしい水玉模様、せわしなく泳ぎ回る姿…まさに”癒し”。そんな癒し効果抜群のクラゲ「タコクラゲ」のご紹介をしていきます。
「まるで植物のように光合成をする?可愛らしい水玉模様に秘められた重要な役割とは?」彼らを知れば知るほど、その虜になること間違いなしです。
▶タコクラゲ編Part1(魅力と生態について)
▶タコクラゲ編Part2(水玉模様の秘密と、塩水湖に棲むタコクラゲについて)
●クラゲ図鑑(サカサクラゲ編)
【水流はいらない!?レイアウト水槽にもオススメ!】
【サカサクラゲ】
鉢虫綱/根口クラゲ目/サカサクラゲ科
学名:Cassiopea ornata
分布:鹿児島以南の浅い海
時期:夏~秋
傘径:約20cm
飼育水温:25℃前後
名前の通り、逆さまなクラゲ。クラゲのくせにほとんど泳がず、底やガラス面にくっついてじっとしていますが、それこそ彼らの魅力かもしれません。そう、
クラゲ飼育の一番の難題と言われる「水流」が、彼らには必要ないのです。結果、他のクラゲ水槽では実現困難であった
「レイアウト」が可能になります。
一見イソギンチャクの様に見える彼らも、正真正銘のクラゲです。
▶サカサクラゲ編Part1(魅力と生態について)
●クラゲ図鑑(アカクラゲ編)
【美しいものには棘がある!?毒々しさも魅力!】
【アカクラゲ】
鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科
学名:Chrysaora pacifica
分布:日本沿岸各地
時期:関東以南(4~5月)、東北(7~9月)
傘径:約30cm
飼育水温:室温
「美しいものには棘がある」それはまさしくこの「アカクラゲ」を言い表す言葉なのかもしれません。長い触手、毒々しい色、初めて見る人でもすぐに毒を持つ生物だと分かります。
これまでご紹介してきたクラゲとは比べ物にならないその毒性。彼らを扱う上では細心の注意を払う必要があります。
▶アカクラゲ編Part1(魅力と生態について)
▶アカクラゲ編Part2(模様の謎と別名について)
●クラゲの給餌方法
【種類は?頻度は?餌やりの方法を動画で解説!】
クラゲを飼育していく上で重要な
「給餌(餌やり)」について、
与える頻度や餌の種類、給餌方法など詳しく解説していきます。綺麗なクラゲを状態良く保つためには、水温や水質だけでなく、与える餌もかなり重要になってきます。クラゲも魚も人間も同じく、栄養のバランスを考えるのはとても重要なことです。
▶【クラゲの餌やり】給餌方法や餌の種類について
●クラゲ豆知識シリーズ
【クラゲに関する面白雑学シリーズ!!】
「夏以外ではどこにいるの?」、
「刺さないクラゲがいるって本当?」、
「世界一毒の強いクラゲは?」などといった、クラゲに関する面白雑学をご紹介していきます。現在の技術をもってなお、まだまだ不明な点の多い生物、「クラゲ」。日々その研究は進められており、私たちの度肝を抜くような研究結果が度々報告されています。
知れば知る程クラゲが好きになる!?神秘なるクラゲの世界へようこそ。
▶【クラゲ豆知識①】夏以外はどこにいるの?秋や冬に見られるクラゲって?
▶【クラゲ豆知識②】刺さないクラゲと刺すクラゲ
●クラゲ関連商品
【クラゲを食べる!混ぜる!肌に塗る!?】
クラゲの活躍は今海をも離れ、私たちの身の回りにまで来ていることをご存知でしたか?こちらでは、
長年のクラゲ研究により生み出された「クラゲ商品」について詳しくご紹介していきます。
「クラゲに刺されない日焼け止め!?」、
「クラゲを使用した化粧品!?」、
「植物を育てる土・肥料に!?」続々更新していきます。お楽しみに!
【クラゲを使った化粧品】
近年クラゲの研究が進み多くの、多くの分野で活躍する場面を目にします。そんな中でも一番のおすすめはやはりこの、
クラゲ化粧品たちです!
見てわかる通り、クラゲの体はそのほとんどが水分で構成されています。もうぷるっぷる。皮肉な事にも、これは彼らが死んだ時によく分かります。クラゲは死ぬとすぐに溶けてしまい、後には何も残りません。そう、ほぼ水分ですからね。しかし不思議に思いませんか?
「ほとんど水分なのになぜあの形を維持できているのか」と。そう、その答えは彼らの持つ
タンパク質にあったのです。
彼らの持つ
タンパク質(コラーゲン)には、凄まじい保水力があります。こちらの商品達は、そんなクラゲの持つコラーゲンを配合することにより生まれたものなのです。また最近、再生医療学会にて
「クラゲコラーゲンの皮膚再生促進効果」が発表されたそうです。クラゲコラーゲン...さらなる今後の研究に期待しましょう。
▶【クラゲ化粧品】クラゲ由来のコラーゲンでぷるぷる素肌に!?
【クラゲに刺されない日焼け止め】
夏といえば
海水浴!しかし心配なのはやはり
クラゲによる被害ですね。実際に刺され痛い思いを経験した方も少なくはないはずです。そんな時に活躍してくれるのがこちらの
「SAFE SEA」!ばっちりクラゲを防止しながらも
日焼け止めまでしてくれる、まさに夢のような商品です。「家族で安全に海水浴を楽しみたい!」、「思う存分サーフィンをしたい!」等々海に入る理由は人それぞれでしょうが、是非この「SAFE SEA」を肌にさっと塗ってから、
楽しくて安全に夏の海を楽しみましょう。
▶【SAFE SEA】99.9%クラゲに刺されない不思議な日焼け止め!?
【中華クラゲ】
100gあたりたったの22kcal(味付けなし)しかないクラゲは、ダイエット食として今注目されています。また注目すべきはそのカロリーだけではありません。
実を言うと、
人間の満腹中枢を刺激するのは「胃袋」ではなく「脳」にあたります。一般的には、「胃袋に沢山食べ物を入れることでお腹は一杯になる」と思われがちですがそうではありません。大切なのは、
「食べ物を噛むこと」なのです。噛むことにより脳に刺激が送られ、満腹感が得られるというわけなんですね。そこで登場するのがこの「クラゲ」です!クラゲは歯ごたえ満点なうえ低カロリー。おまけに
体のむくみ改善や便秘解消などの効果があります。ただいくら美味しいからと言って、濃い味付けのものを大量に摂取すればもちろんダイエットにはなりません。ご注意を。
▶【中華クラゲでダイエット!?】気になるその栄養やカロリー、作り方まで
【人工クラゲのインテリア水槽】
「クラゲは飼いたいけど世話が大変そう」、「癒しがほしい。でも世話する時間は無い...」、「海水は塩が付くからいや!」という方にはこちらの、
「人工クラゲ」がおすすめです!電池またはコンセントに繋ぐだけでゆらゆらと泳ぐクラゲを簡単に楽しむことが出来ます。
餌やり不要、水換え不要、おまけに真水で飼える!バリエーションも金額も多種多様で、お望みにあったものがきっと見つかるかと思います。机の上に小さな水族館はいかが?
▶【人工クラゲのインテリアアクアリウム】餌やりも水換えも不要!
【土壌改善!くらげチップ】
(株)マルトモと愛媛大学の共同研究により生み出された究極の
天然土壌改良財、「くらげチップ」。その最大の特徴はずばり、
「保水力」です。
クラゲの体は約95%が水分。しかし彼らは、そんな
多量の水分を体のわずか数%のタンパク質(コラーゲン等)で保っています。これはものすごい保水力!それを利用したのがこの「くらけチップ」なんです。ただ優れているのは保水力だけではありません。
植物の成育に重要な養分も含んでいます。おまけに、土に埋めると約一年で生分解されるというのだから驚きです。将来的には
砂漠の緑化計画にも貢献出来るように、日々研究を重ねているそうです。
▶【くらげチップ】保水力抜群で環境にも優しく、栄養分も豊富な究極の土壌改良材。
●クラゲ飼育セット
【おすすめ飼育水槽から生体販売紹介まで】
クラゲの人気は近年急上昇しており、様々なメーカーから
「クラゲ飼育水槽」が販売されるようになってきました。中には、
「クラゲ用飼育水」や、
「クラゲ専用の餌」を売り出すところまで。嬉しい限りです。そこでこちらでは、
クラゲ飼育に必要な水槽・機材などをご紹介していきます。水槽もピンキリなので、ご自身の予算や好みに合ったものが見つかると思いますよ。また記事後半には、生体を販売しているページも載せています。ただし、多くのショップではほとんど「季節物」として扱われているため、時期によってはずっと売り切れの続いているところもあります。ご了承下さい。
▶【通販購入できるクラゲの種類】ネット販売価格や飼育水槽セット紹介など。
●おすすめのクラゲ図鑑
【個人的におすすめしたいベスト5を一挙ご紹介!】
こちらでは、
私カシオが厳選したクラゲ図鑑のベスト5をご紹介いたします。
生物を飼育するにあたりまず初めに行わなければならないのは、「
情報収集」ですね。情報収集...といえばやはり、「本」でしょう!その分野のエキスパート方が残してくれた知識は、必ずあなたの力になってくれるはずです。
しかし現在、市場には数えきれないほど多くのクラゲに関する文献が存在しています。「
多くの種類を紹介しているもの」や、「
種類数は少なくともクラゲをより深くまで追求し、解説してくれているもの」、はたまた「
初心者向けに分かり易く解説してくれているもの」まで、それぞれの本にそれぞれの特徴・特色があります。これだけ沢山あると悩むところです...。
そんな方々のために、こちらでは私カシオが厳選したおすすめのクラゲ図鑑を紹介していきたいと思います。独断と偏見で選んだ5作品!賛否両論あるとは思いますが、少なくとも私はこれらの本に何度も助けられてきました。自信をもってご紹介させて頂きます。
▶【おすすめクラゲ図鑑】これさえあれば間違いなし!?ベスト5をご紹介