ハエトリソウの「花」と「花言葉」について

 こちらでは、ハエトリソウのとその「花言葉」について詳しくご説明していきます。見た目が毒々しく、綺麗な花とは無縁にも感じる食虫植物。しかし彼らも一般的な植物と同様に花を咲かせ、交配し、子孫を残していくのです。また、植物にはそのほとんどに「花言葉」というものが付けられています。「花」とありますが、これは別に花を咲かせる植物限定というわけではなく、花を咲かせない植物も含まれています。そしてもちろんこのことは、食虫植物であるハエトリソウも同様。彼らにもちゃんと花言葉は付いているんですね。

ハエトリソウ花言葉
ハエトリソウの花言葉って何?




●ハエトリソウの花について


【花は咲く?種は採れるの?】

 虫を食べる面白い植物、食虫植物。しかし、「虫を食べる」ということを除けば、その生態は一般的な植物となんら変わりはありません。花だって咲きますし、花が咲くということはもちろん種だって採れます。食虫植物の中には、日本の環境だと結実しない(種を作らない)ものも多く存在しますが、このハエトリソウは違います。日本でも簡単に花を咲かせ、種を回収することも可能です。

ハエトリソウ②
株の中央から伸びてきた花茎(花芽)

 冬の休眠から覚め、元気に発育し始める春先。この時、株の中央から1本の細長い茎が生えてくることがあります。それこそが「花茎(花芽)」です。数週間後には、そこから白くて可愛らしい花が咲き始めることでしょう。この時、別の花と人工的に受粉(花同士を擦り合わせる)させてあげれば、簡単に種を作らせることが出来ます。しかしもしも、「花を見たい!種を採りたい!」という想いが無いのであれば…花茎は早めに切っておくことをおすすめします。というのも、食虫植物にとって「花を咲かせる」という行為は、非常に体力を消耗するからです。全精力を注いで花を咲かせると、それだけ株自体が疲れてしまうわけですね。そのため、必要が無いのであれば花茎は早々に切ってしまい、体力を温存・節約させてあげましょう
 ちなみに、採取した種を使ってハエトリソウを増やすことは可能ですが…親株と同じサイズにまで成長させるのはかなり時間がかかるため、あまりおすすめしません。株を増やしたいだけであれば、「株分け」や「葉挿し」のほうがおすすめです。

ハエトリソウの花
満開に咲いたハエトリソウの花




●ハエトリソウの花言葉について


【花言葉って何?】

 「花言葉(はなことば)」とは、その植物が象徴する印象を言葉(詞)で現したものになります。いやむしろ、象徴的な言葉を花に当てはめた…と言うほうが合っているかもしれませんね。ちなみに、この花言葉は別に花の咲く植物だけに付けられているわけではありません。花の咲かない植物にも、それが象徴する言葉(花言葉)は付けられています。元々海外で生まれたこの花言葉は日本に来た当初、そのままの意味・言葉で使われていました。しかし時が経つにつれ、「日本独自に変化した花言葉」も多数生まれてくるようになったそうです。

ひまわり 花言葉
ひまわりの花言葉は「熱愛」、「崇拝」

<花言葉の例>
  • ひまわり…「熱愛」、「崇拝
  • バラ…「」、「
  • チューリップ…「思いやり
  • パイナップル…「完全無欠
  • ヒノキ…「不滅」、「不老不死
  • アロエ…「苦痛」、「悲嘆
  • …「精神の美」、「優れた美人
※これらは一例です。



【ハエトリソウの花言葉は「嘘」、「魔性の愛」】

 ハエトリソウの花言葉には、「」、「魔性の愛」などがあります。魔性とは相手を惑わす魅力があることを指しており、甘い蜜で虫を誘い込むハエトリソウにはまさにうってつけの花言葉ですね。個人的には、食虫植物に不思議と惹かれてしまう人間の様を表しているようにも感じてしまいます。

 ちなみに彼らハエトリソウは、別名(英名)「Venus Flytrap(女神のハエ取り罠)」とも呼ばれています。これは、葉捕虫葉の縁に生えたトゲをヴィーナス(女神)のまつ毛に見例えたことからきているそうです。「魔性」といい「女神」といい、彼らには人や生物を惹き付ける何かがありますね。

魔性
ハエトリソウの花言葉は「嘘」、「魔性」